立平葺きのメリットとデメリット|屋根工事の豆知識~高槻市・向日市・長岡京市
2022.07.02 (Sat) 更新
みなさん、こんにちは(^^)/
高槻市・向日市・長岡京市地域密着の屋根リフォーム専門店の雅工房です✨✨
雅工房は、屋根リフォームの専門でもあり、ガルバリウム鋼板などのカバー工事、
板金の専門店でもあり、瓦の葺き替えや積み直し、耐震工法なども対応できる屋根のことなら何でもお任せの屋根工事専門店です
梅雨に入り、最近は突然の強雨のゲリラ豪雨も多発して雨漏りがしてしまったというお問い合わせが増えています><☔
瓦屋根は丈夫のイメージがありますが!瓦屋根も状態によっては瓦が落ちたりズレてしまい、雨漏りがしてしまうというリスクがございます!!
屋根修理について、工事の方法や業者について調べていると「カバー工法」や「葺き替え」という言葉を目にされるかと思います。
今回は、葺き替えとカバー工法の違い、それぞれのメリットとデメリットを紹介します。
立平葺きとは
立平葺き屋根は金属屋根の1つで板金(金属板)だけでできています。
見た目が似ている屋根として瓦棒屋根がありますが、こちらは凸部分に垂木と呼ばれる材木を入れて施工します。
また、屋根工事というと、瓦や金属板などを持ってきて屋根の形に合わせながらその場で貼り付けていく様子を想像されるのではないでしょうか?
しかし立平葺きの場合、屋根の形に合わせてあらかじめ工場で加工した板金を持ってきて、一気に貼り付けて施工します。
立平葺きの6つのメリット
立平葺きの代表的なメリットは次の6つです。
1.工期が短い
あらかじめ用意してきた板金を貼るので、現場での作業が少なく済みます。
2.費用が安い
材料費も比較的安く、さらに工期も短く済むのでコストを抑えられます。
3.軽くて地震に強い
屋根を軽くすることで地震による揺れを軽減できます。
4.緩勾配でも施工可能で雨漏りしにくい
他の屋根材の場合、雨漏りしやすくなる緩い勾配の屋根にも使用できます。
5.カバー工法ができる
カバー工法と呼ばれる、スレートなどの既存屋根の上からの施工が可能なので、既存屋根材の撤去コストを抑えられます。
6.メンテナンスしやすい
凸部分に垂木と呼ばれる木の芯材を使わないので、その分のメンテナンスが少なく済みます。
立平葺きの5つのデメリットとその対策
ここでは立平葺きのデメリットとその対策を紹介します。
1.断熱性が小さい
立平葺き屋根は薄い金属板でできており、遮熱性が低いため、夏は暑く、冬は寒くなりやすいです。
しかし、遮熱性のある塗料を使ったり、屋根裏の断熱などをしっかり行ったりすることで対策できます。
2.雨音が響く
雨が屋根に当たってうるさいと感じる方もいらっしゃいます。
遮音性のある塗料を使用することで雨音を軽減することができます。
3.複雑な屋根での加工が難しい
あらかじめ板金を加工して持ち込むので、施工自体は無理ではありませんが、あまりに複雑な形の屋根には不向きといえます。
棟や谷部分が複数ある屋根の場合、その場で屋根の形に合わせられる屋根材の方が向いています。
熟練の職人がいる屋根業者でなければ、複雑な形の屋根への収まりが悪くなるので、一度できるかどうか聞いてみることをおすすめします。
4.施工にスペースが必要
加工済みの大きな金属板を持ち込むので、周囲にある程度のスペースが必要になります。
住宅が密集していて隣とのスペースがほとんど無い、という場合には施工がしづらくなってしまいます。
立平葺きに決める前に屋根業者に調査してもらうのが一番
今回は立平葺き屋根について紹介しましたがいかがでしたか?
メリットも多い反面、デメリットもありますが、あなたの家の屋根に適しているかどうか、懸念がある場合はプロである屋根業者に見てもらうのが一番です。
見積もりは無料のところが多いので、一度、お近くの業者に問い合わせてみることをおすすめします。
“屋根の事で教えてほしい” “屋根工事の費用が知りたい”など、
ぜひお気軽にお問合せください☆☆☆