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カバー工法ができない屋根とは?その特徴と対策法

みなさん、こんにちは(^^)/

高槻市、島本町、向日市、長岡京市地域密着の屋根工事・屋根修理・雨漏り修理専門店の雅工房です

地域に密着した雅工房は、屋根工事の専門でもあり、ガルバリウム鋼板などのカバー工法、板金の専門店でもあり、瓦の葺き替えや積み直し、耐震工法なども対応できる屋根のことなら何でもお任せの屋根工事専門店です。

 

こんにちは!受付事務の吉田です。いつも雅工房のブログをご覧くださりありがとうございます!お客様にお役に立てる情報を随時更新中です。
今回もどうぞよろしくお願いします!

 

カバー工法とは?

 

既存の屋根に新たな屋根材を重ねて設置する工法です。

 

カバー工法例①】

Before
After (屋根材:シルキーG2

 

カバー工法例②】

Before
After (屋根材:ガルテクトC)

 

 

 

 

なぜカバー工法が人気なのか?

 カバー工法には下記のようなメリットがあります。

1.工期の短縮:既存の屋根を撤去しないため、工事が比較的短期間で完了します。

2. コストの削減:撤去作業が不要なため、廃材が出ず、廃棄物処理費用や人件費を抑えることができます。環境にも優しいですね。

3. 断熱性の向上:新しい屋根材を重ねることで、断熱性や防水性が向上する場合があります。

4. 軽量な材料の使用:カバー工法では、軽量な屋根材を使用することが多く、既存の屋根に負担をかけにくいです。

その他、外観をお好みのデザインに変えることができたり、生活しながらのリフォームも可能なため、手軽さも人気の理由です。

これらの理由から、カバー工法は多くの人々に支持されており、リフォームの一つの選択肢として広く利用されています。

 

 

 

カバー工法ができない屋根とは?その特徴

1. 既存の屋根が著しく劣化している

 

 

既存の屋根が腐食している場合やひび割れ、穴がある場合もカバー工法は適用できません。さらに、屋根材の種類も影響します。アスベストが含まれている古いスレート屋根は、カバー工法の適用が法的に制約されることがあります。アスベストは健康に有害な物質であり、その取り扱いには厳しい規制があるためです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2. 重さに耐えられない

既存の屋根が瓦などの重い屋根材で構成されている場合、新しい屋根材を重ねることで構造に過剰な負担がかかり、建物全体の安全性が損なわれる可能性があります。特に古い建物や耐久性に問題がある場合には慎重な検討が必要です。

3. 屋根の形状が特殊である

屋根の形状が複雑である場合、例えば多くの谷や突起があるとカバー工法の適用は難しくなります。特に、屋根の勾配が急すぎると水はけが悪くなることがあります。また、段差が大きい屋根、例えば和瓦やセメント瓦などには、カバー工法を施せません。
凹凸が少ない屋根に限定されるため、施工前には屋根の形状をしっかりと確認することが大切です。

 

 

4. 既存の屋根の防水層が劣化している

防水対策が不十分な状態で新しい屋根材を重ねると、漏水などのリスクが高まります。

5. 断熱性能、通気性が低下している

カバー工法だけでは断熱性能を十分に回復できないことがあります。断熱性能が低下していると室内の快適性に影響が出るだけでなく、エネルギー効率も悪化します。また、新しい屋根を重ねると屋根裏に湿気がこもりやすくなり、結露やカビ発生リスクが高まります。

6. 野地板が傷んでいる

 野地板が雨漏りで傷んでいる場合、新たな屋根材をしっかりと固定できません。
雨漏りが進んでいる場合は、カバー工法を行う前に、野地板の補修や交換を行う必要があります。

 

 

 

 

適切な調査の元、専門家のアドバイスを受け安全かつ法的に問題のないリフォームを目指しましょう!

 

 

 

カバー工法にもデメリットはあるの?

人気のカバー工法ですが、いくつかデメリットもあります。これらを考慮し、専門家の意見を参考にしながら選択することが大切です。

1. 既存屋根の状態依存:既存の屋根が劣化している場合、カバー工法を行っても水漏れや断熱性の問題が解決しないことがあります。

2. 重量が増加する:新しい屋根材を重ねることで、屋根全体の重量が増し、構造に負担がかかる可能性があります。これにより、将来的に補強工事が必要になることがあります。

3. 見た目の問題:新しい屋根材が既存の屋根の上に重なるため、外観が悪化することがあり、特にデザインや色の違いが目立つ場合があります。

4. 通気性の低下:カバー工法により、屋根の通気性が低下することがあり、これが湿気やカビの発生を引き起こす可能性があります。

5. 長期的なコスト:短期的にはコストが抑えられますが、将来的に追加の修理やメンテナンスが必要になることがあり、結果的に長期的なコストが増加することがあります。

 

 

カバー工法ができない場合の対策

他のリフォーム方法を選ぶ

 

葺き替え工法葺き替え工法は、既存の屋根材をすべて撤去し、新しい屋根材を取り付ける方法です。この方法では、屋根の下地まで点検できるため、劣化部分を修繕したり、断熱材や防水シートを追加することができます。既存の屋根材が著しく損傷している場合や、アスベストを含む屋根材を除去する必要がある場合に適しています。
塗装工法屋根の表面に塗料を塗布することで、耐久性や防水性を向上させる方法です。屋根材が比較的良好な状態であれば、塗装工法が効果的です。塗料の種類や品質によって、紫外線や風雨からの保護効果が異なります。定期的なメンテナンスが必要ですが、比較的低コストで済むのがメリットです。
スレートの取り換えスレート屋根の場合、部分的に損傷したスレートを取り換える方法があります。全体的な葺き替えよりもコストが抑えられ、必要な部分だけを修繕できるため、効率的です。

これらのリフォーム方法は、屋根の状態や損傷の程度、予算、求める耐久性によって選択することが重要です。

 

 

 

 

リフォーム後の効果的なメンテナンス方法

屋根のリフォームが完了した後でも、適切なメンテナンスを行うことが長期的な耐久性を保つために重要です。以下に、効果的なメンテナンス方法を紹介します。

定期点検屋根は定期的に点検することが必要です。専門家による点検を年に一度行うことで、目に見えない小さな損傷や劣化を早期に発見し、対処することができます。特に強風や大雨の後は、早めの点検が重要です。
清掃屋根に積もった落ち葉やゴミを定期的に清掃することで、排水をスムーズに保ちます。排水口や雨樋の詰まりを防ぐことで、雨漏りやカビの発生を防ぎます。
防水処理定期的に防水処理を行うことで、屋根材の防水性を維持します。防水塗料やシートの劣化を防ぎ、雨水の侵入を防ぐため、特に注意が必要です。
補修小さなひび割れや欠けを早めに補修することが重要です。放置すると、損傷が広がり、修理費用が増加する可能性があります。定期点検で発見した問題は、迅速に対処しましょう。
断熱材の点検断熱材の劣化や湿気による損傷をチェックします。断熱性能が低下すると、室内の温度管理が難しくなり、エネルギーコストが増加します。必要に応じて断熱材の交換を検討します。

 

定期的なメンテナンスを行うことで、大きな修繕を避け、費用の節約にも繋がりますね

 

 

安全で効率的なリフォームのためのステップ

・リフォーム前に専門家による詳細な屋根の診断を受けましょう。屋根の劣化状況や損傷箇所を正確に把握し、最適なリフォーム方法を選択するために、専門家の診断は欠かせません。信頼できる業者に依頼し、現地調査を丁寧に行ってもらいましょう。

・リフォームに使用する材料を慎重に選ぶことが大切です。耐久性や防水性に優れた高品質の材料を選ぶことで、長期的な安心感を得られます。初期コストを抑えるために安価な材料を選ぶと、後々の修繕費用がかさむ可能性があるため、品質を重視しましょう。通気性と断熱性を確保する設計を考慮してください。

・施工中の安全対策も重要です。作業環境を整えることが必要です。施工中の騒音や振動による近隣への配慮も欠かせません。事前に近隣住民にリフォーム計画を伝えておきましょう。

 

 

 

 

 

これらのステップを踏むことで、安全で効率的な屋根のリフォームを実現し、長期間にわたって快適な住環境を保つことができます。リフォームは大きな投資ですが、適切な計画と実施によって、安心で満足のいく結果を得ることができます。

 

雅工房では、スタッフが事前に近隣の住宅へご挨拶させていただきます!

 

 

 

 

 

 

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