屋根工事のカバー工法(重ね葺き)で知っておきたいこと~高槻市、向日市、長岡京市
2022.07.16 (Sat) 更新
みなさん、こんにちは(^^)/
高槻市、向日市、長岡京市地域密着の屋根リフォーム専門店の雅工房です✨✨
雅工房は、屋根リフォームの専門でもあり、ガルバリウム鋼板などのカバー工事、
板金の専門店でもあり、瓦の葺き替えや積み直し、
耐震工法なども対応できる屋根のことなら何でもお任せの屋根工事専門店です
梅雨に入り、最近は突然の強雨のゲリラ豪雨も多発して雨漏りがしてしまったというお問い合わせが増えています><☔
瓦屋根は丈夫のイメージがありますが!瓦屋根も状態によっては瓦が落ちたりズレてしまい、雨漏りがしてしまうというリスクがございます!!
屋根のリフォームをしようと考えた時に出てくる選択肢の一つとしてカバー工法という言葉が出てくる時代になりました。
そんなカバー工法ってどんなものか?大丈夫なのか?など、詳しくご説明したいと思います。
目次
カバー工法とは
屋根工事の工法の一つにカバー工法というものがあり、別名では重ね葺きとも呼ばれています。
具体的には、葺き替えを行う屋根材の上から新しい屋根を葺く工事の方法のことで、既存の屋根の撤去が必要ないため、工事費用が安くなること!工期が短くなることを理由に多くの方が選ばれています。
カバー工法の3つの魅力
カバー工法の魅力は3つあります。
- 費用が安い!
- 工期が短い!
- 遮音性が上がる!
具体的な文字にすると良いことばかりな感じですよね!
その理由をわかりやすく説明します。
カバー工法が安い理由
屋根の葺き替え工事を行う際に必要な工程に、既存屋根の撤去があります。
カラーベストであれば、一枚づつ剥がしていく時間がかかりますし、出た廃棄物の撤去にかかる費用も当然ながらかかります。
必要な工程なので、屋根リフォームをしようとした際の見積もりにも含まれる金額になるため、この2つがなくなることによって、少ない金額が割引になると考えていただければ安くなる理由がおわかりいただけるでしょう。
カバー工法の工期が短い理由
上記の理由と似たようなものですが、既存屋根材の撤去と廃棄などにかかる時間が削減されるので、少なくとも1日以上の工期短縮ができます。
こうきが 短縮できるということはそれだけ騒音を機にする必要もなくなり、近所への配慮をする日数が減るので、心理的に工事を行いやすいです。
カバー工法でやると遮音性が上がる理由
今ついている屋根の上に新しい屋根が乗るので、屋根を伝ってくる屋根の音が削減できます。
屋根からつなってくる音というとヘリコプターや飛行機などの音、雨が屋根に当たる音などがあります。
これらの音が削減できるだけで、雨の強い夜でも寝付きやすくなるので、雨音で悩んでいる方にはお勧めしたい工法の一つです。
カバー工法のデメリット
さて今まではカバー工法についてのメリットをお伝ええしたた、メリットだけではありません。
もちろん、優れた工法のカバー工法でもデメリットがあるのでご紹介します。
屋根が少しだけ重くなる
既存の屋根の上に新しい屋根を載せるので当然ですが、多少屋根の重量が増します。
ここで気にしたいのが耐震性です。
屋根が軽くなれば耐震性が上がると言われていますが、今頃の家はそもそも少し屋根が重くなったぐらいで倒壊しやすくなるなんてことはありません。(※建築基準法に違反していない建物に関して)
ただ物理的に重心が下になるので、横揺れの地震があった時などの上にかかる負担は少なくなります。
瓦屋根の上には基本的にできない
既存の屋根が瓦の場合、カバー工法で取り付けることができないのと、重量が重たくなりすぎる可能性があるため、カバー工法を行うことが基本的にはできません。
こればかりは物理的にどうしようもない部分ではあります。
屋根の下地の痛み具合を確認できない
カバー工法は既存の屋根材をめくらずに上から覆ってしまう工法になるため、屋根の下地を見ることができません。
そのため雨漏りなどをしている屋根の場合、屋根の下地が腐っていることも考えられるので、カバー工法はお勧めできません。
何より屋根下地が痛んでいた場合は、その重量に耐えられなくなる可能性も考えられます。
だからこそ、屋根工事のプロであればあるほど、カバー工法には慎重になります。
一般的なカバー工法の工程(ガルバリウム鋼板の場合)
工事の工程は下記の通りに進みます。
- 棟板金などの撤去をする
- 綺麗に掃除をする
- ルーフィングシート(防水紙みたいなもの)を張る
- ガルバリウム鋼板の設置
- 貫板などの設置(必要であれば板金処理も行う)
- コーキング処理などの雨仕舞いをする
- 完成
屋根剤の撤去がないので、たったこれだけの工程で屋根のリフォームが完了します。
カバー工法をお勧めできる屋根
カバー工法をしたい!
そう思っても瓦屋根は基本的にできないことをお伝えしました。
では、どんな屋根ならカバー工法でやりやすいのか?
◆カラーベストの屋根
◆トタン屋根
◆ガルバリウム鋼板の屋根
具体的には、上記の3つの屋根位は比較的、カバー工法がしやすいです。
ただ、先述したように雨漏りなどによって劣化の激しい屋根の場合は、下地の状態が気になるので、カバー工法をする前に下地の検査を行う必要があります。
屋根工事は決して安くありません。
だからこそ、今取れる最適な方法で屋根工事をするのが望ましいですね!
自分の家はどの工法で屋根リフォームを行うのが良いのかを知りたい方は、お近くの屋根専門でやっている工事屋さんに相談してください。
“屋根の事で教えてほしい” “屋根工事の費用が知りたい”など、
ぜひお気軽にお問合せください☆☆☆