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昼間は気にならない金属屋根の雨音ですが、夜になって周りが静かになってくると気になりますよね。

そんな、金属屋根の雨音を軽減する方法について、ここではご説明したいと思います。

金属屋根の雨音を軽減するには？

最も手っ取り早い解決法は、吸音や密度の高い分厚めの屋根材に変える事です。

ちなみに雨音が静かな屋根材は瓦屋根です。

しかし、新築時から金属屋根の場合、家の構造設計段階において瓦屋根に葺き替えすることを想定してない場合、瓦屋根の重量に耐えられない構造設計になっているので、瓦屋根に葺き替えができない場合があります。

そんな時はどうするのかというと、雨音を軽減できる塗料を塗るか、屋根の裏に雨音を低減する材料を貼るかになります。

ただ、雨音軽減の材料は屋根を葺き替える際にダメになる事もあるので、費用が掛かる割に無駄になる可能性も考えられます。

それであれば、屋根を葺き替えるか塗装をするのか、この2択で考えるのが良いのではないでしょうか。

金属屋根の雨音がうるさく感じる理由

金属は音が反響しやすいから雨音がうるさく感じるという理由もありますが、一番の理由は厚さです。

屋根材として利用される金属は想像よりも薄いです。そのため、豪雨になった際の大きな滴が勢いがよく、金属屋根に当たると、かなりの音が鳴り響きます。

とはいえ、金属の種類によって雨音の反響音が変わります。

昔のトタン屋根は亜鉛が含まれており、亜鉛の特性上、音が鳴り響きやすいのです。

もし、雨音がうるさいな・・・。と感じるようであれば、音の鳴り響きやすい金属を利用している屋根材かもしれません。

実は屋根が原因ではない可能性もある

確かに金属屋根の反響によって雨音がうるさい場合もありますが、実は屋根が原因ではなく、外壁という可能性もあります。

子屋根や地面から雨が反射して外壁に叩きつけることにより、音がしたりすることもあります。

また断熱材などがしっかりと入っていない家の場合も同様に雨が壁に叩きつけた際にすごい音がするということもあります。

もう一つの雨音を軽減する方法

金属屋根の雨音を軽減するためには、ガリバリウム鋼板などを利用したカバー工法による葺き替えで軽減できる可能性があります。

カバー工法というのは現在の屋根の上に新しい屋根を取り付ける工法のため、既存屋根の撤去が必要ないので工期も短く、費用も安いというメリットがあります。

また、屋根と屋根の間に空気層ができるので、音の反響が少なくなることから防音効果も期待でき、更には防音のための対策を同時に行うことができるので、想像以上に静かになることもあります。

点

雨音がうるさいなーと思っても、屋根材が問題でないということもあります。

きっとお分かりになられるかと思いますが、雨漏りをしていることで、天井近くから雨音のような音がすることもあります。

さすがに、そこまで雨漏りをしていると、クロスが剥がれてきたり、天井材がシミになったりもするかと思いますが、そのような雨漏り跡がなくても雨漏りの可能性もゼロではありません。

金属屋根の雨音がうるさいと感じたら