台風前の屋根点検の重要性とチェックポイント
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2025.07.16 (Wed) 更新
島本町、高槻市、枚方市、京都、大阪地域密着の屋根工事・屋根修理・雨漏り修理専門店の雅工房です。弊社は『小さな工事でも我が家のつもりで心を込めて取り組む』ことをモットーにしており、5年・10年と無料点検を行うなどアフターフォローには自信があります。
また「すぐに駆け付けられる体制」を作っていますので、何でもお気軽にご相談くださいませ。
こんにちは!受付事務の吉田です。いつも雅工房のブログをご覧くださりありがとうございます!お客様にお役に立てる情報を随時更新中です。
今回もどうぞよろしくお願いします!
なぜ台風前の点検が必要なのか?
台風の季節が近づくと、家の安全性が気になりますよね。
台風は、強風や豪雨を伴うため、特に屋根には大きな負担をかけます。
台風による被害を未然に防ぐためには、事前の屋根点検が非常に重要です。
また、適切な点検とメンテナンスを行うことで、台風による被害を最小限に抑えることができます。
もし不具合を見つけた場合には、速やかに修理や補強を行いましょう。
台風前の屋根点検のポイント
台風前には、以下のポイントに注意しながら点検をしましょう。
・屋根材や金属板の状態を確認する
瓦やスレートなどの屋根材に割れやズレ、浮きがないかを丁寧にチェックしましょう。
ひび割れや緩んだ瓦、金属板が原因で、強風により飛散や破損が起きる可能性があります。
特に屋根の一番てっぺんにある『棟板金』は、強風の影響で飛んでしまうことがあるので、
浮いていないか、しっかりと固定されているかを確認します。
棟板金は一番上にあるので雨風の影響を受けやすい
台風が去った後に、「庭にスレートの破片が落ちている」なんてこともあります。
もしも人に当たってしまったら大変な事故に繋がりますから、スレートについても
ズレていないか?などのチェックをしてくださいね。
スレートの割れ
・釘や留め具の緩みがないかを確認する
先程の棟板金の浮きも、留めている釘が緩んでしまっていることが原因で起こります。
その他にも、瓦を固定している針金が緩んでいると瓦が外れやすくなるため、
釘や留め具の緩みもチェックするようにしましょう。
棟板金のネジが緩んでいる
参考記事→屋根よりも寿命が短い!棟板金の不具合と対策について
・防水層の劣化を確認する
防水シートや塗膜の剥がれがないか、ひび割れはないかを見ます。
劣化した防水層やひび割れから雨水が浸入することで、雨漏りをする恐れがあります。
普段の雨程度なら大丈夫でも、台風時の大雨によって一気に雨漏りを起こす危険があります。
陸屋根は、通常屋根に比べると雨漏りのリスクが高いので、防水層の点検と
メンテナンスはこまめに行ってくださいね。
また、スレート屋根も10年ほど経つと表面の塗膜が剥がれ色褪せてきますので、
そのタイミングで再塗装もご検討ください。
陸屋根の防水層の劣化
スレートの塗膜が剥がれている
・排水設備の点検
雨樋や排水口に詰まりや破損がないかを確認しましょう。
こちらは屋根の上と違って、お客様ご自身でもチェックが可能だと思います。
特に雨樋は落ち葉やゴミなどが知らない間に溜まっていたりするので
安全を確保のうえ、上から覗いて確認してみてください。
特に、水が集まる部分、集水器の詰まりにご注意ください。
また、雨樋が割れていたり曲がっているような箇所はないかなども
見てみましょう。
一般的な雨樋の寿命は15年~20年ほどなので、劣化具合によっては
新しいものへの交換もご検討くださいね。
参考記事→年末の大掃除。雨樋のチェックも忘れずに!
・屋根の清掃
落ち葉やゴミを取り除き、水はけを良くしておきましょう。
特に家の周囲に大きな気がある場合は、屋根に落ち葉が溜まっていることがあるので
台風前には屋根の清掃をし、水はけを良くしておくことが大切です。
もしも台風で屋根が壊れたら
もしも台風が過ぎ去った後に屋根の不具合に気づいたら、
すぐに弊社のような屋根専門業者へご相談くださいませ。
自然災害後は、修理のご依頼が増える傾向にあるので、
お早目のご連絡をおススメします!
「屋根がズレてしまった!」「金属板が外れている」など
不具合を放置していると、症状が悪化しいずれは雨漏りへと
繋がってしまいます。
雨漏りが発生してしまうと、工事も大がかりなものになり
その分工事費用もかかりますから、できるだけ早めにご依頼くださいませ。
自然災害での被害には火災保険が使える場合がある
台風前に点検と補修をしても被害に遭ってしまう可能性があります。
自然災害の場合、火災保険が適用されることがありますので、
ご加入の保険内容を確認してみてくださいね。
多くの火災保険には、風水害による損害も補償対象となる特約が付帯可能です。
※風水害(台風、豪雨、洪水、高潮など)
但し、契約内容によって異なるため、事前の確認が必要です。
特に洪水や土砂災害は、別途の水災保険や洪水保険で補償されることが多いです。
参考資料→ソニー損保
まとめ
日本では、これから9月頃にかけて台風が多く発生しやすい季節です。
台風の場合、気象情報で事前におおよその進路や規模などを知ることができますから、
台風に対する備えも比較的しやすいですよね。
まずは水や食料、避難経路等の準備が大切です。
家族がいる方は人数分の十分な備えをしておきましょう。
それと併せて、屋根の点検と補修も行いましょう。
小さな不具合であっても補修をしておくことで
万が一被害を受けた場合も最小に抑えることができます。
雅工房では、無料点検を行っていますので、是非ご利用くださいませ。
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