新築の屋根が雨漏り?!雨漏りしやすい屋根の形態3選
2023.05.30 (Tue) 更新
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あなたのお家は大丈夫?
雨漏りしやすい箇所として、壁や屋根など様々な箇所が考えられます。
中でも屋根の雨漏りは、なかなか気づかないことが多く、
気づいた頃には「天井の張替え」や「大規模な屋根の修理」などが必要になることがあります。
そしてそれは、築年数が長いお家だけでなく、新築でも油断できない場合があります。
例えば、『新築なのに雨漏りを繰り返している』というエピソードも珍しくありません。
そこで今回は、「新築でも雨漏りがしやすい3種類の屋根の形態」についてご紹介いたします。
自宅の屋根に心当たりがある方は、一度チェックしてみてください。
雨漏りしやすい屋根の形態3選
屋根周りにおいて、雨漏りしやすい箇所を3つ紹介いたします。
今回紹介する場所は築年数が長くなればなるほど劣化しやすい場所でもあるので、
注意してチェックしてみてください。
【1】太陽光パネルが付いている屋根

太陽光パネルは、ほとんどの場合屋根の上に設置してあり、
風で動かないよう固定する際には、屋根に穴を開けて
ネジやボルトで固定する方法をとっています。
屋根に穴を開けますから、その隙間から雨水が浸入する可能性があります。
そこで、雨水の侵入を防ぐために、開けた穴やネジに対し防水処理(コーキング)を行います。
しっかりと防水処理がなされていれば問題ないのですが、
何らかの不備があった場合には、新築であったとしても雨漏りが発生する
原因になってしまいます。
また、コーキング材は樹脂でできていますが、経年劣化とともに防水効果が下がるため
徐々に雨水が侵入するリスクも高まります。
更に、屋根は雨風にさらされやすい場所なので、
台風などの災害時にも影響を受けやすいです。
例えば、強風で太陽光パネルが揺れて屋根が破損してしまったり、
固定用金具が緩んでしまって雨漏りが発生してしまう可能性が考えられます。
ひびが入った太陽光パネル
太陽光パネルの雨漏りを防ぐためには、適切な施工と定期的な点検・メンテナンスが
重要です。
【2】天窓のある屋根
天窓も、雨漏りが起こりやすい箇所です。
「取り付けた時点で窓のフレームが歪んでいた」あるいは
「台風の影響で歪んでしまった」ということも考えられるでしょう。
しかし、意外と多いのが「窓に溜まったゴミ」が原因となる場合です。
天窓は高いところにある分なかなか掃除がしにくく、
落ち葉や砂塵が溜まりやすいです。
砂塵ともなると粒が細かいので、
窓と窓枠の間に入り込んでしまうと、窓が少し浮いてくることがあります。
少しでも隙間ができてしまえば、簡単に雨漏りが起こってしまうので、
定期的にごみが溜まっていないかのチェックはしておいた方が良いでしょう。
また、先程の太陽光パネルと同様、設置の際には屋根に穴を開けます。
もちろん防水処理は行っておりますが、経年とともに防水の効果も薄れてきます。
ガラス周りのパッキンがゆるんだり、ネジがゆるんだりということもありますので、
定期的な点検とメンテナンスをおススメします。
天窓の補修の際には、周りの屋根材を一部剝がしますので、築年数によっては、
屋根全体のリフォームを検討すると、足場代も一度で済むためコストカットにも
なりますよね!
【3】陸屋根
陸屋根とは、平坦で屋上スペースとしても使える特徴を持つ屋根のことです。
最近ではモダンな建築によく取り入れられています。
シンプルかつおしゃれな見た目なので、選ぶ人も増えてきているのではないでしょうか。
しかし、「陸屋根」は「切妻屋根」や「寄棟屋根」など、
ほかの形状の屋根に比べて経年劣化が激しいとも言われています。
その理由として、「平坦なこと」と「鉄筋コンクリート造であること」が挙げられます。
まず、平坦な屋根なので、雨水がたまりやすいという欠点があります。
陸屋根は適切な排水が重要ですが、排水溝が詰まったり、傾斜が不適切だったりすると
雨水が排水できずに屋根に溜まってしまい、浸水や漏水の原因になります。
定期的に排水溝を掃除し、排水の状態を確認するといいですね!
そして、鉄筋コンクリートは、
「水分の蒸発による乾燥」「気温の変化」などが原因で、ひび割れを起こしやすくなってしまいます。
また地震等による衝撃もひび割れの原因になり得ます。
ひび割れや亀裂が、雨水の侵入経路になる場合がありますので、定期的な点検による
早期発見、防水加工の見直しや補修が重要です。
陸屋根の塗装
以上の3つが、「雨漏りしやすい」と言われている屋根の形態・特徴です。
これらの屋根には「ある共通点」があるのですが、
お分かりになりましたか??
雨漏りしやすい屋根の共通点
雨漏りがしやすい屋根の共通点は
「雨水が入る隙間ができやすい」ことです。
施工不良によってできた隙間、
あるいは経年劣化や自然災害などによってできるひび割れに雨水が入ってしまい、
雨漏りしてしまったというケースは多くあります。
いずれの屋根も最近増えてきていますので、
新築だからと言って油断せず、定期的に確認するようにしましょう。
屋根の上はプロにお任せください
屋根は、当然ながら高い場所にあります。
自分で確認するとなると、高所での作業になりますし、危険も伴います。
また、正確に点検するために、屋根の一部をめくり、内部までしっかりと確認をする
こともあります。
屋根の点検は、必ず専門の業者に依頼しましょう。
業者であれば、高所作業にも慣れていますし、
何より自分で屋根に上る必要がないので安心です。
ただし、場合によっては悪徳業者に引っかかってしまう可能性もありますので注意しましょう。
【関連記事】
⇒ 悪徳屋根修理業者の撃退法 を読む
まとめ
今回雨漏りしやすい屋根として以下の3つを紹介いたしました。
- 太陽光パネルが付いている屋根
- 天窓がある屋根
- 平坦な陸屋根
いずれも、共通点は、『水が入る隙間ができやすい』特徴があります。
どれも最近の住宅には珍しくない屋根なので、
該当する方は一度点検を行うことをオススメします。
また、いつの間にか雨漏りしていることもあるため、
災害後などは特に注意して見ておくようにしてくださいね。
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