知っておくと安心!瓦屋根葺き替え工事の流れ~高槻市・枚方市・島本町・向日市・長岡京市
みなさん、こんにちは(^^)/
高槻市、枚方市、島本町、向日市、長岡京市地域密着の屋根リフォーム専門店の雅工房です✨✨
地域に密着した雅工房は、屋根リフォームの専門でもあり、ガルバリウム鋼板などのカバー工法、
板金の専門店でもあり、瓦の葺き替えや積み直し、
耐震工法なども対応できる屋根のことなら何でもお任せの屋根工事専門店です。
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瓦屋根葺き替えの流れ
屋根のリフォームには大きく分けて
●葺き替え
●カバー工法
●部分補修
があります。
『葺き替え』とは、既存の屋根材をすべて撤去し、新しい屋根材に張り替える工事です。
今回は、瓦屋根の場合にどのような流れで工事をしていくのかをご説明したいと思います。
- 足場の設置
- 既存瓦屋根の撤去
- 雨漏りがないかなどの下地の確認
- 下地の撤去や改修(土の撤去や野地板の改修)
- 野地板に合板を貼る
- 防水シートなどの下地処理
- 瓦を取り付け前にタフモックなどの材料を取り付ける
- 瓦を貼っていく
- 足場の撤去
- 完了
基本的にはこのような流れで瓦の葺き替えを行います。
ただ、瓦屋根には
乾式工法(※下地に土がないもの)や湿式工法(※下地に土があるもの)など様々な工法があり、
それによって工程が違いますので、あくまでも基本的な流れをご説明します。
①足場の設置
まずは足場を設置していきます。
屋根工事は高所作業のため、落下の危険が伴います。
足場があることで、物や人の落下を防ぎ、安全を確保することができます。
足場があることにより作業スペースも増えますから、作業効率も向上し
スムーズに工事を行うことができます。
また、周囲にネットも張りますから、塗料や埃などの飛散を防止する役割も担います。
②既存瓦屋根の撤去
どのくらい利用している瓦かによりますが、
経年劣化が進んでいる瓦の場合、
屋根に登って瓦を踏んでしまっただけで割れてしまう場合があります。
このような瓦の場合、
気をつけないと下へ落下させてしまう可能性もあり、
落下事故を防ぐためにもゆっくりと撤去作業を行います。
③下地の状態の確認
瓦をめくると、湿式工法の場合、土が出てきます。
しかしこの土がなくなっていたり、
一部だけ土がなくなっていたりすると雨漏りによって流されている可能性があります。
雨漏りが長く続いていた場合、内側の木が腐っているような可能性もあるので
しっかりと確認をします。
そしてできることなら雨漏り箇所を特定して、お客様にお伝えします。
④下地の撤去や改修
ここから下地の土を取り、防水シートがある場合は防水シートを撤去します。
ここで、雨漏りしていたりする場合、屋根下地の野地板が腐っていることがあるので、
少し力を加えても耐えられるかを見て弱っているところがあれば、改修をします。
⑤
⑤野地板に合板を貼る
野地板の補強や防水シートを綺麗に貼るために、少し厚めの合板を貼ります。
これは屋根を張るための下地にもなり、重要な物です。
⑥防水シートなどの下処理
予算に応じた防水シートを張ります。
張る際には、下から順に張っていき、水が上から流れても入り込まないようにします。
※瓦屋根というのは、水が屋根の中に入ったとしてもキチンと抜けるように考えられています。
⑦瓦を取り付け前にタフモックなどの材料を取り付ける
タフモック ケイミュー㈱
瓦屋根の形にもよりますが、
隅棟や屋根の端などにタフモックと言われる屋根の棟板金を固定する下地材を取り付けます。
木材を取り付けることもありますが、腐食することもありますので、
長持ちする屋根にするにはタフモックが望ましいです。
水切りなど必要な物をここでも取り付けます。
⑧瓦を貼っていく
瓦を貼る準備ができれば、瓦をはっていきます。
瓦も下から順に貼っていき、水が隙間から入り込まないようにしていきます。
そして最後に棟を作ります。
棟に通気口を作るか作らないかを聞かれるかと思いますが、
夏の涼しさや屋根した時の耐久性に関わるので、
できれば付けることをお勧めします。
瓦と壁などの隙間に水切りを取り付けるわけですが、
瓦屋根の雨漏りをする箇所として比較的多い場所なので、
万が一水切りの中に水が入り込んでも大丈夫なように2重にしておくことも大切です。
屋根で気をつけなければいけないのは雨漏りなので、
雨漏りに対しての対策は念入りにする必要があります。
⑩足場の撤去
足場は、上から順に手作業でゆっくりと外していきます。
建物の規模にもよりますが、半日~1日程度が一般的です。
屋根の葺き替え完了!!
足場をすべて撤去したら
周りにゴミなどが落ちないかなどをチェックし綺麗に掃除します。
お客様に工事完了のご挨拶をして
ようやく屋根の葺き替え工事が完了です。
雅工房では、後日写真付きの『完了報告書』を作成し
お客様にお渡ししています。
まとめ
今回は、瓦屋根の葺き替えの流れを簡単にご説明しました。
事前に工事の流れを把握していると安心できますよね!
また、工事に関して不明な点があれば、きちんと説明してくれる
屋根工事業者で工事を行うことをお勧めいたします。
できることであれば、
サイトがあるのかどうか? サイトに施工事例があれば、
どんな工事をしているのかをしっかりと調べてみてくださいね!