屋根からかけらが落下!屋根全体をカバー工法で修理
2022.06.23 (Thu)
向日市 M様邸 施工データ
工事内容 | 屋根カバー工事 |
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施工日数 | 8日間 |
メーカー・商品 | スーパーガルテクト |
お客様のご要望
「カラーベストのスレート屋根のかけらが落ちてくるから見て欲しい」というM様からのご依頼で屋根調査を行いました。
担当者より
ご依頼主のM様の家は築約15年の木造2階建、屋根の広さは85平米でした。
塗装されてからまだ5年弱であるにも関わらず、なぜこんなにかけらが落ちてくるのかと思い屋根を調査しました。
すると、屋根の複数箇所がバリバリと割れている状態で、クラックと呼ばれるひび割れも多くの箇所で発生していました。
従ってカバー工法と葺き替え工事の2パターンの見積もりを出させていただきました。
カラーベストの劣化が原因
カラーベストの耐用年数は設置されている環境によって左右されますが20年とされています。
使用されていたカラーベストの品質が良くないものであったため、まだ5年弱であるにも関わらず、割れやヒビが発生したと考えられます。
このようなケースでは塗装したり割れている箇所の修理をしても、また他の箇所にヒビが入る可能性があります。
そのため、屋根全体のカバー工法と葺き替え工事をお客様にご提案しましたところ、スーパーガルテクトを使ったカバー工法をお選びになりました。
スーパーガルテクト屋根材でのカバー工法の工程
①既存の棟を外す
②ルーフィングを張る
③役物(やくもの:コーナーなど特殊な形でないと収まらない箇所に使用する材料)を取りつける
④軒先水切り、ケラバ水切りの設置
⑤スーパーガルテクトを張る
⑥棟包み、雨押え水切りの設置
雪の多い時期は天気に気をつけてカバー工法を行う
工期が1月で雪の降る日が多く、屋根に雪が積もって工事がなかなか進められませんでした。
ルーフィングの中には釘やビスを打っており、水に濡らすことができませんので雪や雨が続く時期は工期が延びてしまうこともあります。
足場を組んでから解体までで8日間の工期となりました。
まとめ
施工後、M様には「きれいになった」と喜んでいただけました。
前回の施工から経年劣化するほど時間が経っているわけでもないはずなのに、カラーベストの品質や環境によって劣化が早く進んでしまうケースもあります。
屋根のかけらは比較的軽いとはいえ落下するととても危険です。こまめに確認していただくか、ご自身でのご確認が難しい場合は調査をご依頼することをおすすめします。
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