雨漏り対策!瓦屋根の漆喰工事の注意点~高槻市・向日市・長岡京市
2022.07.11 (Mon) 更新
瓦屋根に使われている漆喰とは
漆喰は、水酸化カルシウム(消石灰)が主成分の天然素材の建材で、内壁・外壁に塗るほか、屋根では日本瓦の目地の充填や接着のために使われています。 漆喰は、昔ながらの建材で、とても丈夫で、建物内の湿度を適切に保ったり、有害物質を吸着したりと、住宅を建てる時に重要な役割を果たしています。 現代の日本では、南蛮漆喰と呼ばれる、屋根工事しやすいように材料が調合された漆喰が広く普及しています。屋根漆喰が傷んで雨漏り原因に
傷んだ漆喰の補修方法
南蛮漆喰を使用した補修の場合、以下の手順で補修を行います。- 崩れたり、ひび割れたりした既存の漆喰を取り除きます。
- 葺き土と呼ばれる下地の土を整えた後、湿らせ、漆喰の接着を良くしておきます。
- 漆喰を塗ります。このときはみ出さないように気を付けます。
- 漆喰の表面を整えます。
業者に頼んだ時の相場
漆喰工事の注意点
悪徳業者に注意 屋根漆喰は高額な屋根工事をさせる悪徳業者に目を付けられやすいポイントでもあります。 手口としては、いきなり押しかけてきて「屋根が傷んでいるけど漆喰だけだから無料で直しますよ」「安く修理しますよ」と、言ってすぐに工事を行ないます。 その後、「全体の工事をやった方がいいですよ」と言って高額な屋根全体の工事を促す他、作業員が瓦を割って「瓦が割れているので交換した方がいいですよ」と言って葺き替える必要のない屋根まで葺き替えさせようとするところまであるようです。 この記事でも紹介したように、きちんとした工事を行う場合、漆喰補修だけでもそれなりの費用がかかってきますので、「無料」や「漆喰だけだから安くできる」というような言葉には惑わされないように気を付けましょう。 また、そのような業者に訪問されないためにも、ご自身で劣化に気づいた場合は、信用できる屋根業者に補修を依頼されることがおすすめです。 自分で工事はNG 「瓦の隙間に漆喰を塗るだけなら自分でも出来そう」と思われるかもしれませんが、道具と材料を揃える手間がありますし、実際の工事のやり方も不十分だと逆に雨漏りの原因になってしまいます。 さらに、屋根の上での作業は危険が伴いますので、プロに相談し、工事は任せることがおすすめです。まとめ
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