梅雨前にチェック!屋根雨漏り対策
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2025.04.30 (Wed) 更新
皆さま、こんにちは!
島本町、高槻市、枚方市、京都、大阪地域密着の屋根工事・屋根修理・雨漏り修理専門店の雅工房です。弊社は『小さな工事でも我が家のつもりで心を込めて取り組む』ことをモットーにしており、5年・10年と無料点検を行うなどアフターフォローには自信があります。
また「すぐに駆け付けられる体制」を作っていますので、何でもお気軽にご相談くださいませ。
こんにちは!受付事務の吉田です。いつも雅工房のブログをご覧くださりありがとうございます!お客様にお役に立てる情報を随時更新中です。
今回もどうぞよろしくお願いします!

梅雨の時期は、大雨による災害が発生しやすく
洪水や土砂災害などのリスクが高まります。
ゲリラ豪雨による住宅被害で、最も起きる確率が高いのが
雨漏りだと言われています。
雨漏りが起こる原因はいくつかありますが、
梅雨に備えて点検とメンテナンスをしておくことで
安心して過ごせるようにしましょう!
今年の梅雨入り予想
4/24、日本気象協会は、今年最初の「2025梅雨入り予想」を発表しました。

引用:日本気象協会
近畿地方の梅雨入りは、平年並みの6月上旬と予測されています。
ちなみに昨年はかなり遅めの6/17で、梅雨明けは7/18でした。
5月のうちに雨への備えを
梅雨前線の位置によって、梅雨入り前から天気がぐずつきやすくなります。
早めに雨への備えを行うようにしましょう。
大雨の情報などもチェックしてくださいね!
大規模災害をもたらす雨

『線状降水帯』
皆さんも、ニュースなどで度々耳にしたことがあるかと思います。
線状降水帯とは、激しい雨を降らせる積乱雲が次々と発生し
線状に並び、数時間にわたって同じ場所に停滞または通過することで
形成される線状の雨域をいいます。
局地的な大雨や集中豪雨を引き起こすため、土砂災害、洪水、浸水などの
大規模災害になる可能性があります。
令和2年7月の熊本豪雨では、球磨川が氾濫するなど大きな被害が出ました。
気象庁でも「線状降水帯発生情報」を発行していますので、
防災情報もチェックして備えてくださいね。
災害への備えとポイント
●気象情報をこまめに確認しましょう
テレビやインターネット、スマートフォンから最新の気象情報を
確認しましょう。
気象庁のホームページでは、防災情報や各地域の情報も検索できますので
是非ご活用ください。
私の周囲では、スマホに『雨雲レーダー』のアプリを入れている人が多くいます。
現在地に「あと何分くらいで雨が降るか?」の目安が分かるため
結構便利です^^
●避難情報に注意しましょう
避難勧告や指示が出たら速やかに行動に移しましょう。
避難指示が出ているのにもかかわらず、避難をしない人の中には
「自分の家は安全で、避難する必要がないと思ったから」
という心理が働くことがあるそうです。。
危険認識の甘さや思い込み、勝手な予測はとても危険ですから
しっかりと正しい情報を聞き入れるようにしてくださいね。
●避難場所と避難経路を事前に確認しておきましょう

最寄りの避難所や安全な集合場所を事前に家族で確認しておきましょう。
道路の状況や交通情報も併せて確認し、安全なルートを決めておくといいですね。
屋根と家の周囲の雨対策のポイント

大雨による被害は、『雨漏り』という形でよく起こります。
普段の雨では大丈夫だったのに、豪雨や長雨により、
初めて我が家が雨漏りをしていることに気づくことも多いものです。
そうなる前に、今から自宅でも点検やメンテナンスをして
大事に備えましょう!
●雨樋や排水溝、側溝の掃除
雨樋は、屋根から落ちてくる雨水を受け、外に流すための
重要な役割があります。
雨水が正常に処理されないと、雨水が溜まることで
屋根や外壁の隙間から雨水が侵入し、やがて雨漏りに繋がります。
枯れ葉やゴミなどを取り除き、水はけを良くしておきましょう。
梅雨までに掃除をし、事前に排水が正常に機能しているかを
確認しておくと安心ですね。
参考記事→年末の大掃除。雨樋のチェックも忘れずに!
●屋根の点検
瓦やスレートのズレやひび割れがないかを確認し、
必要であれば補修をしましょう。
経年劣化により、屋根の防水機能が失われている場合には、
屋根の塗装をしたり防水シートを新しくする必要があります。
また、屋根がズレていたり釘が抜けかかっていると、
そこから雨水が浸入したり、最悪の場合には、
雨風で屋根が飛んでしまうこともあるのでチェックが必要です。
スレート屋根がズレている
屋根は普段目視できない部分ですから、定期的に専門業者に
メンテナンスをしてもらうようにしましょう。
こまめに小さな補修をしておくことで、
突然の大きな修繕を回避することができますよ!
●外壁のひび割れやシミ

外壁にひびが入ってしまうと、その隙間から雨が染み込みやすくなります。
放置しておけば、内部でカビが発生する恐れもあります。
また、外壁に水が流れたようなシミが出来ている場合は、
屋根やベランダ、雨樋などに不具合が生じている恐れがあります。
放置しておくと雨漏りにも繋がりますので、一度専門業者にご相談ください。
外壁も屋根同様、経年劣化により塗膜が剥がれてしまうので
定期的なメンテナンスが必要です。
「まだ大丈夫かな…」と考えずに、是非梅雨前のタイミングで
対策しましょう!
天井のシミも雨漏りの兆候
●湿気対策
湿気は家にとって大敵です。梅雨時期はジメジメとしていて
カビも発生しやすいですよね。シロアリにも注意が必要です。
換気をしっかりと行い、除湿器などを活用しましょう。
屋根のてっぺんに換気棟を取り入れると、湿気対策だけでなく
暑さ寒さ対策にも非常に効果的です!
【換気棟】ここから屋根裏の湿気が排出されます
参考記事→屋根裏の換気はOK?
●家具や窓の固定
強風や豪雨による被害を防ぐために、家具を固定したり
窓の補強を行いましょう。
最近では、寒さ対策や防犯のために
二重窓にリフォームするお家も増えています。
弊社でも承りますので、窓に関するご相談もお気軽にどうぞ!
非常用品の準備

非常用品については、自宅にてストックしている人も
多いのではないでしょうか?
水や食料をはじめ、薬、衛生用品、照明器具、通信手段等、
それぞれの生活スタイルにも合わせた備えが必要ですね。
参考記事→非常持ち出し袋中身のリスト:NHK
まとめ
ゲリラ豪雨による住宅被害で、最も起きる確率が高いのが
雨漏りだと言われています。
梅雨に入る前に、自分で出来る対策がいくつもあります。
まずは雨樋や排水溝などの掃除をして、水はけを良くしておきましょう。
屋根や外壁は定期的な点検とメンテナンスが重要です。
もしも家を建ててから10年以上経っていて、
一度もメンテナンスをしていないのであれば、
是非一度専門業者に点検を受けてください。
弊社をはじめ、無料点検を行っている業者が多くあります。
信頼出来る業者を見つけ、定期的なメンテナンスをすることで、
屋根も家も寿命を延ばすことができます。
非常用品についても、消費期限などを確認しておくと安心ですね。
性別や年齢によっても、備えるものが違ってきますから
ご家族に合わせて必要な準備をしてください。
「我が家は大丈夫だろう」という思い込みを持たないように、
常日頃から防災に対する意識を持つようにしたいですね。
参考記事→なぜ築10年が重要なのか?屋根の診断が必要なサイン