ノンアスベスト屋根って?:塗装するべきではないスレート屋根〜高槻市・島本町・向日市・長岡京市
2024.03.06 (Wed) 更新
みなさん、こんにちは(^^)/
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今回、ブログ記事を担当します。受付事務の谷口です(*^-^*)
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当店のショールームがある京都府向日市は本日は曇りです。
よろしくお願いいたします☆
目次
- ノンアスベストとは?
- ノンアスベストって?
- スレート屋根の特徴と一般的な塗装の誤解
- スレート屋根の特徴
- 一般的な塗装の誤解
- 色あせ防止
- 塗装は単に美観を向上させるものだという誤解
- 塗装は何度も行わなければならないという誤解
- ノンアスベスト屋根は、以下の3つのタイプに分けられます
- ノンアスベストが含まれてるスレート屋根
- ノンアスベスト屋根 2000年前後
- ノンアスベスト屋根 2006年以降
- 屋根塗装ができない屋根
- アスベストの健康への影響
- 健康への影響
- ノンアスベストの適切な管理方法
- 定期的な点検と清掃
- 1. 点検の重要性
- 2. 清掃の重要性
- 実践的な方法
- 適切な修理方法
- 1. ダメージの評価
- 2. 破損部分の除去
- 3. 新しいスレートの取り付け
- 4. シーリングの適用
- 5. 追加の補強
- 6. 専門家のアドバイスの利用
- 専門家の助言の重要性
- 1. 適切な判断のための専門知識
- 2. カスタマイズされたアドバイス
- 3. 安全性と効率性の確保
- 4. 長期的なコスト削減
- 5. 保証の有効化
ノンアスベストとは?
ノンアスベストって?
ノンアスベストという用語は、建築や建設業界で使われることがあります。これは、アスベストを含まない製品や材料を指す言葉です。アスベストはかつて建築材料や断熱材として広く使われていましたが、その後健康被害が明らかになり、多くの国でアスベストの使用が規制されるようになりました。
したがって、「ノンアスベスト」の屋根材は、その屋根材にアスベストが含まれていないことを示しています。代わりに、安全で耐久性のある他の素材が使用されています。これにより、建物の所有者や作業者の健康リスクが軽減されるとともに、環境への影響も軽減されます。
ノンアスベスト屋根材は一般に次のような素材で作られています。
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これらの素材は、耐久性、耐火性、耐候性に優れています。また、ノンアスベスト屋根は、アスベスト屋根よりも取り扱いが安全であり、環境にも優しいとされています。設置や取り扱い時に発生する健康リスクが少ないため、建築現場や住宅での使用が増えています。
ノンアスベスト屋根は、さまざまなデザインや色が提供されており、建物の外観を美しくすることができます。また、長期的なコスト面でも優れており、メンテナンスが比較的容易であるため、オーナーにとって経済的な選択肢となります。
↓また、すぐにでも屋根について相談がしたい!という方はぜひ当社にご相談ください。
最近、スレート屋根で塗装屋が長持ちするから!と言うからしたのに2~3年で塗装が剥がれてきた。と言う事案が発生しています。
お心当たりある方は是非、ご相談ください。お待ちしております。
スレート屋根の特徴と一般的な塗装の誤解
スレート屋根の特徴
スレート屋根は、その美しさと耐久性で知られています。以下は、スレート屋根の特徴の詳細です。
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一般的な塗装の誤解
一般的に、人々はスレート屋根を塗装することでいくつかの利点を得られると考えていますが、これにはいくつかの誤解が含まれています。以下は、その誤解についての詳細です。
色あせ防止
塗装に関する誤解の1つは、色あせ防止についてです。一般的に、塗装は外部要因による色あせを防ぐ効果がありますが、完全に色あせを防ぐことは難しい場合があります。
塗装が色あせする主な原因は、太陽光や気候条件による紫外線曝露です。これは塗料の顔料やバインダーが劣化し、色あせや退色が生じる原因となります。塗料の品質や塗装技術の向上により、色あせ防止の効果が向上していますが、完全に色あせを防ぐことはできません。
色あせを防止するためには、以下のような対策が有効です。
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以上の対策を組み合わせることで、色あせを最小限に抑えることができますが、完全に防ぐことは難しいことを理解しておくことが重要です。
塗装は単に美観を向上させるものだという誤解
スレート屋根はその自然の美しさと耐久性で知られていますが、誤った塗装によってその特性が損なわれることは避けるべきです。正しいメンテナンスと定期的な点検がスレート屋根の持続可能性を確保する上で重要です。
これらは一般的な塗装に関する誤解の一部ですが、塗装についてより正確な理解を持つことで、適切なメンテナンスや改修を行う上で役立ちます。
ノンアスベスト屋根は、以下の3つのタイプに分けられます
ノンアスベストが含まれてるスレート屋根
1990年代後半までに製造されていたスレート屋根です。35年程の耐久性があります。
ノンアスベストが含まれる屋根材として、スレート屋根が挙げられます。通常のスレート屋根は天然のスレート石を使用しますが、これにアスベストは含まれません。アスベストはかつて建築材料として一般的でしたが、その健康リスクから代替材料としてノンアスベスト材が開発され、普及してきました。
ノンアスベストスレート屋根は、従来のスレート屋根と同様に耐久性が高く、風雨に強い特性を持ちながらも、アスベストの健康への懸念を排除した安全な建材として注目されています。
そのため、建築物の屋根材として人気があり、多くの新築やリフォームプロジェクトで採用されています。
ノンアスベスト屋根 2000年前後
2000年前後に製造されたノンアスベストの屋根: この時期に製造された屋根は、築後10年以上経過すると割れや欠けなどの不具合が現れることがあります。代表的な商品には「コロニアルNEO」や「ザルフ」があります。
2000年前後に製造されたノンアスベスト屋根は、技術が未熟だったため、割れや欠け、反り上がりなどの問題が発生しやすかったことが分かりました。一部の商品はリコールされていることもあります。
築後10年以上経過すると不具合が現れることが多いため、15年から20年の間で本格的な改修工事を検討することをお勧めします。
ノンアスベスト屋根 2006年以降
このタイプの屋根は、従前のスレート屋根の不具合を改良したものです。築後10年経過した屋根は、屋根機能の影響はないものの、多少の反りが見られることがあります。
ノンアスベスト屋根は、スレート屋根の一種で、アスベストを含まない屋根材を指します。アスベストはかつて屋根の強度を高めるために使用されていましたが、その後発がん性の問題が浮上し、2006年以降の製造ではアスベストを含まない屋根材が主流となりました。
ノンアスベスト屋根は、屋根塗装が意味がないため、屋根寿命を短くすることもありません。リフォームを検討する際は、屋根葺き替え工事か屋根カバー工法を選択することをお勧めします。
参考記事
屋根塗装ができない屋根
屋根材の中には塗装ができないものがあります。
これは、塗装しても屋根材自体が劣化進行してしまう素材なので、塗装する意味がない=塗装不可と言われています。
メーカー名 | 代表的な屋根材 | 製造年 | 特徴 |
クボタ (現ケイミュー) | コロニアルNEO | 2001年~
製造中止年月日不明 |
端がカケやすく、ひび割れが生じやすい |
クボタ (現ケイミュー) | アーバニーグラッサ | 2001年~2005年 | ひび割れ・欠け、強度の低さ |
クボタ (現ケイミュー) | ザルフ | 2001年~2006年 | 層間剝離 |
松下電工(現パナソニック) | レサス | 1999年~2006年 | ひび割れ・欠け、強度の低さ、反り上がり |
積水屋根システム | セキスイかわらU | 1990年~2007年 | ひび割れ・表面の塗膜剥離が生じやすい |
ニチハ |
パミール | 1996年~2008年 | ミルフィーユ状に剥離 |
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アスベストの健康への影響
健康への影響
ノンアスベストの重要性を理解するために、まずアスベストが健康に及ぼす影響について詳しく見ていきましょう。
アスベストは過去に建築や工業製品に広く使用されていましたが、その後、がんや呼吸器系の疾患などの健康被害が明らかになり、その使用は規制されるようになりました。
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ノンアスベストの適切な管理方法
定期的な点検と清掃
スレート屋根を長く安全に使用するためには、定期的な点検と清掃が不可欠です。以下に、その重要性と具体的な手法について詳しく説明します。
1. 点検の重要性
- 早期発見: 定期的な点検によって、屋根に損傷や劣化が見つかった場合、早めに修復することができます。これにより、小さな問題が大きな修理や交換に発展するのを防ぎます。
- 安全性確保: 点検によって、屋根に構造的な問題や安全上の懸念があるかどうかを確認できます。傷んだ部分や緩んだ部品があれば、それらを修理することで、住宅の安全性を保つことができます。
2. 清掃の重要性
- 排水効率の確保: スレート屋根は、葉や枝、ほこりなどの異物がたまりやすい場所です。これらがたまると、屋根の排水効率が低下し、雨水が溜まってしまう可能性があります。定期的な清掃によって、排水路を確保し、屋根の効率的な排水を促進します。
- 屋根表面の保護: スレート屋根の表面には、藻やカビ、苔などが付着することがあります。これらの生物は、屋根材料を侵食し、劣化させる原因となります。定期的な清掃によって、これらの生物の成長を防止し、屋根の寿命を延ばします。
実践的な方法
- 定期的な点検: 屋根に登ることができる場合は、季節ごとに点検を行いましょう。目視で屋根全体をチェックし、損傷や異常を発見したら、修理が必要な場所をメモしておきます。
- 定期的な清掃: 高所作業が必要な場合は、専門家に依頼しましょう。屋根の表面をブラシや水で洗浄し、異物や生物を除去します。また、排水路や排水溝も清掃し、効率的な排水を確保します。
- 専門家の助言: 定期的な点検や清掃に加えて、屋根の専門家に定期的な点検や保守を依頼することも重要です。専門家は、屋根の状態をより詳細に評価し、必要な修理やメンテナンスを提案します。
定期的な点検と清掃は、スレート屋根の健全性と耐久性を保つために不可欠です。定期的な管理を行うことで、長期間安全かつ快適な住環境を確保することができます。
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適切な修理方法
スレート屋根の適切な管理には、定期的な点検と清掃が不可欠ですが、時には修理が必要になることもあります。ここでは、スレート屋根の適切な修理方法について詳しく見ていきましょう。
1. ダメージの評価
修理が必要かどうかを判断するために、まずは屋根の状態を評価することが重要です。亀裂、欠損、浮きなどのダメージがある場合は、早めの対処が必要です。
2. 破損部分の除去
修理が必要な箇所を特定したら、まず破損したスレートを除去します。専用の工具を使用して慎重に行い、周囲のスレートにダメージを与えないように注意してください。
3. 新しいスレートの取り付け
破損したスレートを取り除いたら、新しいスレートを取り付けます。元のスレートと同じサイズと形状のものを選び、周囲との隙間が均等になるように確認しましょう。
4. シーリングの適用
新しいスレートを取り付けたら、シーリングを適用して密閉します。適切なシーリング材を使用し、スレートと屋根の間に隙間がないようにしっかりと密封します。
5. 追加の補強
必要に応じて、修理された部分を補強することも重要です。周囲のスレートとの密着性を高めるために、補強材や接着剤を使用することがあります。
6. 専門家のアドバイスの利用
修理作業が複雑である場合や自身で対処するのが難しい場合は、専門家に相談することをお勧めします。屋根の専門家は適切な修理方法を提供し、屋根の安全性と耐久性を確保するためのサポートを提供します。
適切な修理方法を選択し、スレート屋根の問題を迅速かつ効果的に解決することで、屋根の寿命を延ばし、住宅の価値を維持することができます。
専門家の助言の重要性
スレート屋根の管理において、専門家の助言を受けることは非常に重要です。以下に、その重要性について詳しく説明します。
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