屋根の暑さ対策で部屋を涼しくする5つの方法
2023.07.26 (Wed) 更新
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屋根の断熱や遮熱で室内の暑さがやわらぐ!
屋外だけでなく、屋内も高温になりやすい夏。
かさむエアコン代を節約しようにも、部屋が暑いと熱中症を起こす原因になりかねませんよね。
冷たいものを食べる・打ち水をする…など暑さ対策は様々ですが、
皆さんは、屋根へのひと工夫で室内の温度を下げられることをご存知でしょうか?
今回は屋根の暑さ対策について紹介します。
屋根の暑さ対策に有効な5つの方法
屋根の暑さ対策とはズバリ、屋根からの熱を室内に伝えないようにする工夫です。
屋根の熱を抑えるには、次のような方法があります。
遮熱塗料を塗る
屋根の表面に遮熱塗料を塗るという方法です。
屋根に遮熱塗料を使用することで、太陽光の反射率を高め、
屋根の表面温度を下げてくれます。
その結果、室内の温度上昇を抑える効果が期待できます。
メーカーの実験によると屋根裏の温度が10度前後下がると言われています。
遮熱塗料には、アクリル系やフッ素系など色々とあります。
効果が高く耐用年数の長いものは、やや価格も高めになりますが、
その分メンテナンスサイクルも長くなりますので、長期的に見るとコストダウンにもなります。
屋根の塗装は、築年数が10年を過ぎた頃に検討し始めると思いますので
そのタイミングで遮熱効果のある塗料を使用するのもおススメです。
断熱材・遮熱シートを貼る
屋根の裏側に熱を吸収する断熱材や熱を遮る遮熱シートを貼り付ける方法です。
遮熱シートは屋根材の下に貼ります
断熱材や遮熱シートの材質によるものの、隙間なく厚く設置することでしっかりと熱を防いでくれます。
『断熱』と『遮熱』の違い
似ているようですが、断熱と遮熱には性質の違いがあります。
断熱:熱の伝わりを防ぐことを目的とし、外部の熱が内部に侵入するのを防ぎ、内部の熱が外部に逃げるのを抑えます。
冬は暖かい空気を、夏は冷たい空気を保つことができるため、冷暖房の効率も上がり快適な室内環境を作ります。
遮熱:赤外線などを含む太陽光を反射して熱の侵入を防ぐものです。遮熱は外気の熱から住宅を守ることが目的となります。
夏の強い日差しからも室内を守ってくれるため、冷房の効率を高めてくれます。
冬は室内の熱が外に逃げるのを防ぐ効果があります。
断熱と遮熱の性質が異なるため、両者を組み合わせることで、より効果的な温度管理が可能になります。
遮熱機能付きの屋根材を使用する
「これから家を建てる」・「屋根の葺き替えを検討している」という方におすすめなのが
遮熱機能付きの屋根材を使用することです。
あらかじめ暑さ対策のされている屋根材を使うことで、屋根からの熱を遮断し、
室内温度の上昇を抑えることができます。
コロニアル遮熱グロッサ
『コロニアル遮熱グロッサ』は、ケイミュー株式会社から発売されている遮熱機能付きの屋根材です。
表面の特殊顔料が赤外線を反射し、居住空間への熱の伝わりを抑えて冷暖房にかかるエネルギーを
削減できます。デザインの美しさと環境への配慮がひとつになった屋根材です。
また、アイジー工業の『スーパーガルテクト』は、断熱材と一体化した金属製の屋根材です。
断熱材は、小さな泡の集合体でできていて、泡に閉じ込められている熱を伝えにくいガスが
高い断熱効果を発揮してくれます。
また、表面の塗装には、遮熱性が高いものを採用した優れものなんです!
このように、屋根材自体も日々変化しておりますので、生活環境に合わせた
屋根材を選ぶといいですね。
屋根裏に排熱換気扇を取り付ける
屋根裏の構造にもよりますが、可能であれば排熱換気扇を取り付けるのも1つの手です。
屋根裏にこもる熱を随時排出するので、屋内に熱がとどまりにくくなります。
<換気排熱ファンのしくみ>
1.屋根裏の風の流れが空気断熱層を形成し、輻射熱を低減。
2.換気により、室温よりも低い温度の新鮮な空気を導入。
引用:三菱排熱換気ファン
効果的に熱気を排出してくれるので、エアコンの設定温度を低くしなくても涼しく
快適性がアップします。節電にもつながりますね!
屋根散水
専用のスプリンクラーのような機器で屋根に散水するという方法です。
打ち水と同じ、気化熱の原理を利用して屋根の温度を下げます。
その他おススメの暑さ対策
普及率はまだまだ低いのですが、これから家を建てる方、屋根のリフォームを検討中の方に
是非おススメしたい対策があります。
それが『換気棟』です。
換気棟は屋根のてっぺんに穴を開けて設置します
換気棟とは、屋根の頂部に設置される換気装置の一種です。
軒先に設けた換気口から外気を取り入れて、
屋根裏や天井裏にこもった湿気や熱気を換気棟から排出します。
換気棟は、特に住宅や商業施設の屋根において重要な役割を果たします。
一般住宅では、「妻換気」や「軒下換気」が取り入れてありますが、
換気の効果で言えば換気棟の方が優秀です。
設置費用も数万円程度と割と安価なので、是非ご検討いただければと思います。
屋根以外にも注意したい暑さ対策のポイント
暑さ対策をバッチリしたいなら屋根以外の次の3つにも注意しておきましょう。
窓の対策
夜間や外の方が涼しい時は窓を開けて風を通すほか、不在時が多い場合は二重窓を使って遮熱する方法もあります。
外壁の対策
熱は屋根だけではなく外壁からも伝わってきます。
外壁の断熱材や遮熱シートは建築時しか施工が難しいと考えられますが、遮熱塗料なら後からでも施工可能です。
原因は外壁かも、という場合は検討してみるのはいかがでしょうか。
南や西日の遮光
窓や外壁のよく日光が当たる南や西に、
スダレや緑のカーテン(アサガオやゴーヤなど)を設置して建物に直接日光が当たらないようにする対策も有効です。
参考記事→ 屋根の熱さ対策は簡単に出来るの?
まとめ
屋根に遮熱や断熱を施すことで、太陽からの熱を遮断することができます。
遮熱には、遮熱塗料や遮熱シート、遮熱付きの屋根材などの方法があります。
これらを使うことにより、屋根表面の温度は上がりにくくなり、
室内に伝わる熱を抑えることができます。
そのため冷房の温度も低めに設定する必要がありません。
屋根のリフォームには一時的に費用が掛かりますが、
結果的に電気代の節約につながりますよね!
もし屋根の暑さ対策に興味を持たれましたら、まずは屋根のプロ、雅工房にご相談ください。
ご要望やご予算に沿った方法をご提案させていただきます。
もちろん見積もりは無料ですので、お気軽にお問合せくださいね!
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