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大雨・長雨が屋根に与える影響

雨漏り

大雨や長雨が屋根に与える影響で一番懸念されるのは『雨漏り』です。
普段の雨では問題がなくても、雨量が増えたり、雨が続くことで
雨漏りが発生してしまうことは多々あります。
大雨や長雨は、雨漏りのリスクを高めます。

大雨や長雨によって雨漏りが起こる原因には、次のようなことがあげられます。

【雨樋の損傷】

【屋根の漏水】

雨水の受け流しに問題がある場合、屋根の隙間や損傷部分から水が染み込む可能性があります。
長雨や大雨の影響で屋根の防水性能が低下し、雨漏りが発生することがあります。

【特定の条件での雨漏り】

雨漏りの原因箇所によっては、特定の条件下でのみ発生することがあります。
たとえば、西からの雨風が吹き込むと雨漏りするなど、
特定の風向きや雨の強さによって問題が生じることがあります。

このような状況を記録しておくと、雨漏り箇所の特定に役立ちます。

大雨・長雨から住宅を守るためにできる雨対策

大雨や長雨による雨漏りや屋根材の劣化を防ぐためには、
日頃から定期的な点検とメンテナンスをすることが大切です。

雨樋の点検

雨樋は複数のパーツから構成されています。
これらのパーツがしっかりと組み合わさっており、
外れていないかを定期的に確認しましょう。
ひび割れや変形など、破損していないかチェックしてくださいね！
必要に応じて修理や交換を行い、雨樋の機能を維持しましょう。

雨樋の掃除

雨樋の点検とともに、定期的に掃除をすることが重要です。
土や落ち葉、鳥のフンや虫の死骸などの汚れがたまっていると、
雨水が適切に流れずに詰まりや逆流を引き起こす可能性があります。
つい先日には、集水器付近に雑草が生えている雨樋を目撃しました、、
雨水が溢れ出さないか心配です…

雨樋の寿命

一般的な雨樋の素材は、
●塩化ビニール樹脂
●ガルバリウム鋼板
●銅、ステンレス、アルミニウム
があります。

最も普及しているのが、低価格で施工しやすい塩化ビニール樹脂のものです。
寿命としては１５～２０年程度です。耐久性の高さを求めるのなら、
ガルバリウム銅板や銅がおすすめですが、価格はやや高めです。

価格、施工のしやすさ、耐久性、外観などを考慮して選ばれるといいですね！

参考記事→　雨どいが壊れる原因と修理方法

まとめ

大雨や長雨は、屋根材の劣化や雨漏りのリスクを高めます。
大きなトラブルを未然に防ぐためにも、定期的に屋根や雨樋の状態を確認し、
必要であれば修理や補修をすることが大切です。
雨漏りが起きてからでは、修理費用も余計に掛かってしまいますからね。

特に梅雨時期の前には、雨樋に落ち葉や土などがないか点検し、掃除をすることで
排水がきちんと行われるようにしておくと安心ですね。
屋根は高所で危険なため、個人では行わず必ず専門業者にお願いするようにしましょう。

もしも、屋根に苔や藻が生えていたり、壁や天井にシミがあるようでしたら
雨漏りの兆候ですので、早めに対処するようにしてくださいね！