塩害に強い瓦とは
日本はぐるっと海に囲まれた地形であるのと、面積の約80%が山間部のために、人が住む地域は海からはそう離れていないところがほとんどです。
住宅の部位の中でも屋根は面積が広く、きびしい自然にさらされる部位なので塩害をまともに受けている可能性があります。
塩害は表面に現れにくいため、変化に気づいたときには損害が広範囲に及んでいる場合もしばしばです。
屋根材としての瓦は強度・耐久性・耐火性・防水性・断熱性・遮音性・耐候性に優れた材料として広く日本社会に根付いてきました。
価格の安い鉄板系やコロニアル系の屋根材が普及する現代においても、瓦が高級住宅にはなくてはならない材料であることに変わりはありません。
瓦屋根は他の材料と違って塗装替えをする必要がなく、ほとんどメンテナンスフリーで使い続けることができます。
弱点があるとしたら凍害と塩害の二つです。害が発生するメカニズムはそれぞれ違いますが対策は同じです。どちらも水の吸水率が高い瓦ほど害が発生しやすくなります。したがって、凍害も塩害も吸水率の低い瓦を使うことで対策とすることができます。